1949-09-13 第5回国会 衆議院 運輸委員会 第29号
○柄澤委員 私が反対をいたしましたのは、そうしたどこそこの省の管轄であるというような、瑣末な問題ではないのでございまして、ちようど明治以來國有鉄道としてやつて参りましたものが、吉田内閣によりまして日本國有鉄道という公共企業体になつた。こういうような大変革が鉄道によつて行われたのでございます。そのような大変革が、日本の樞要な港に対しても行われようとしておる。
○柄澤委員 私が反対をいたしましたのは、そうしたどこそこの省の管轄であるというような、瑣末な問題ではないのでございまして、ちようど明治以來國有鉄道としてやつて参りましたものが、吉田内閣によりまして日本國有鉄道という公共企業体になつた。こういうような大変革が鉄道によつて行われたのでございます。そのような大変革が、日本の樞要な港に対しても行われようとしておる。
ただこの内容を見まして、私ども非常に力強く思いましたのは、地方財政がゆたかになるかどうか、また個人の負担が軽減せられるか、増強せられるかということは、先ほど申し上げましたような詳細な内容において檢討しなければなりませんが、明治以來日本の税制は、地方はまつたく國税の付随物であります。議会中にたびたび申し上げましたように、富國強兵という指導精神で、明治以來日本のすべての政治が行われて参つておりました。
私申し上げるまでもなく、日本の農業はそんな力強いものではなく、藩制以來、明治以來、藩制時代は藩主に、明治以降は國にすがつて、國の補助政策に依存して、公共的な事業をかろうじてやつて來たみじめな農村なのでありますが、その状態が私はわかつておらぬと思う。
○柄澤委員 ただいま明治以來からの國有鉄道がコーポレーシヨンにかわりまして、日本の運輸行政にとりましては、実に重大なときでございます。当委員会が開かれますときには、特に民自党側の委員から、こうした重要案件を持ちまして、本委員会は非常に重大な責任をもつて発足する。
かつて明治以來の教育においては、教育勅語に基くところのいろいろな教育が、学校においても社会においてもその精神によつて貫かれておつた。言いかえれば、それは天皇制と國体を盲目的に信奉するような國民をつくり上げるということが、その時代における教育の根本的な目的であつた。
しかし、今や國土の大半を失い、明治以來八十年の発展を一切御破算にして再出発をするわが國といたしましては、何よりもまず、みずからがよつてもつて立つ基礎であります土地の実態を明確にしておくことは、われわれみずからのためになすべきことであるばかりでなく、われわれの子孫のためにも当然今断行しておくべきであろうと思います。そして、かかる事業は早く着手すれば早く着手するほどその効果は大きいのであります。
從來明治以來の日本のやり方というのは、御承知のように國民すべての指導精神というものは、富國強兵というような指導精神において引摺られて参りました。
第二には、この地方自治の基礎をなすものであつて、政治行政の組織に関する大きな問題である、そこで先ず後の方の地方自治の現状について申上げますと、先程大臣のおちしやいましたと同じように、明治以來の中央集権的な考えが、未だに拂拭されていないのであります。
○山添政府委員 これは外國の事例等——もつともこれもかなり昔の問題でありますが、相当細分化されておるような事例があるのでありまして、日本の農業におきましては、御承知のように明治以來をとつてみましても、大体耕地面積が五百万町歩見当、農家戸数も四百五十万から最近は六百万、大体五百万ということでございまして、 〔委員長退席、坂本(實)委員長代 理着席〕 経宮規模といたしましては、現在は平均約八反強
わが國における資本主義の発達は、すでに明治以來、軍國主義的な軍需産業を中心として、そうして軍隊と警察力に守られた、その資本家のもとに行われて來ておるのでありまして、このもとにおいては、労働者はあくどい搾取と苛酷の労働をしいられて來ておりまして、われわれの先輩は、この惡い環境から拔け出るために、幾たびか今日施行されておるこうした労働法の獲得のために、闘つて來たのであります。
たとえば明治以來のいろいろな法律にいたしましても、表面上はうまくできており、それを制定するときには、これは決してそういうことはないんだというようなことを言つておいて、そうして最後にはそれを惡用している事実がたくさんあるのであります。われわれはそういうことがないように、本委員会において十分討論してもらいたいというために論議しておるのであります。
これは重要な河川であることは、明治以來決つた川であるとも別の言葉を用いれば言うことができるのでありまして、そういうことは何か言訳をするための理由ではないかというふうにも思われるのであります。
本法案は、昨年総選挙を前にいたしました、十一月も押し詰まつたあの三十日に、わが党の熱心な反対にもかわらず急遽押し切られましたところの日本國有鉄道法案を施行するための法案でありますけれども、この法案が日本の明治以來の國営鉄道を根本的に改革するところの重大な法案であることは、國会の各位が最もよく知つているところであろうと思うのでございます。
私はそういうことにもちろん事実として同意いたしますが、同時にこの問題は單に土建業だけの問題でなしに、おそらく今まで明治以來の日本の歴史を見ますと、あらゆる事業にみんなそういうことがあるわけです。土建もその例にもれないというだけのことであつて、そういうことを言えば、土建業だけを統制することは理由がないことだと思うのです。
、各省のセクショナリズムというようなものが非常に強固であつて、これは私は、日本民族の一つの特性であるかと思うのでありますが、私はここで民族論を何もくだくだしく申し上げるわけではないのですが、歴史的に、各地域的にわかれておつたということが、いわゆる一つは政治的な意味においても、自然的な山野によつてわかたれたということから來たんじやないかというような、いろいろな原因もありましようけれども、要するに、明治以來今日
明治以來の教育も、すでは半世紀以上の年月をけみしておつて、その間一貫して小学校、小学校等におきましては、邦樂というものとは全然縁のない西洋から渡つて來た旋律によつて、日本の子供たちは教育をされて來たのであります。
現在の日本の実例から見ましても、明治以來産業の振興には、御承知の通り非常な努力を拂つたのでありまするが、雜貨類の輸出國と日本がなつたというのは、大体第一次欧洲大戰の時でありまして、かように日本のごとく産業の保護助成に非常な國力を注いだ過去の歴史を見ましても、なかなか産業の発達ということはそう迅速に行くものではないのでありまして、同時に日本も重化学工業本位の輸出國にそう急速になり切れるというわけではないと
〔委員長退席、西村(久)委員長代理着席〕 御承知のように日本の農業者は、明治以來農業経営により、要するに自分の手に汗をかいて作物をつくつた。その農業者は直接所得税を納めたことがないのであります。そのわけは日本の農業は明治以來世界に比類のない、収穫物のおよそ半分ないしは半分に近い、きわめて高額な小作料の形において地主に上納して、その地主が所得税その他において國家的な負担をしておつた。
日本の教育制度を振り返つて見まするのに、明治以來、戰後ほど日本の教育制度につきまして大きな変革を見たことはないのであります。特に、日本が戰爭を放棄して文化國家を建設するという、まことに日本の將來を考えて進む場合において、日本の將來を背負つて立つところの青少年に対する教育に対しまして、私は重大なる責任と自覚をもつて本問題は解決しなければならぬと思うのであります。
本請願は徳川頼貞君外三十九名の紹介せられたものでありまして、その趣旨とするところは、紹介議員の御説明によりますれば、明治以來の憲政発達の歴史を学んで、その特質を明らかにして、政綱、國策の樹立に資することは、民主政治の確立に極めて必要であるが、昭和十三年以來の憲政史編纂事業は時局のため現在中止の状態にあるから、新たな構想の下に日本國会史編纂所を設置せられて事業の促進を図られたいということでありました。